dear grandfather
- 2018.01.23
- ブログ
昨年末の12月26日。
クリスマスの翌日にあたるこの日。
まるでサンタクロースのように
ぼくたち家族にかけがえのない数々の贈り物を残して
最愛のじやんが天国へと旅立った…。
じやんが孫のぼくらに最初にくれた
大きなプレゼントが、これ。
それまで田んぼのど真ん中に
一瞬で壊れる手作りリングをぶっ刺して
泥まみれになりながらバスケをしていたぼくらを見かね、
じやんが作ってくれた自家製ゴール。
その後も
砂利でドリブルしづらかった地面に
コンクリートを敷いてくれた。
このゴールとコートで毎日兄と真っ暗になるまで練習した。
もしこの場所がなかったら、
確実に今のぼくはなかったと思う。
ひとに何を言われようと
いつも自分のやりたいことを貫き通したじやん。
生涯やめることのなかった大好きな酒とカラオケ。
きっと今頃は天国で、
先立たれた娘である母ちゃんと妻のばやん
生後間もなく事故で失った息子ともようやく再会を果たし、
みんなで楽しくどんちゃん騒ぎをしていることだろう。
じやんとお別れしてもうすぐ1ヶ月。
いい歳こいて未だに寂し過ぎるし
また会いたくてしょうがないけど、
俺もいつかそっちに行くけぇそんときにまた盛大にやろうや。
右手に酒、左手にマイクで。
じやんとの時間が一番好きやったし一番楽しかった。
じやん、今まで本当にありがとう!
87年の人生に乾杯。