お前は全力を出していない!!

お前は全力を出していない!!

雷に打たれたような
気分でした・・。
あれは忘れもしない思い出です。

こんにちは、中川です!

バスケットが
上手くなりたいなら、
上手いヤツの真似をしよう!

中学生のときに
言われたこのコトバを
まさかフロリダで
言われることとなろうとは。

どこまで上手い人になりきるか
どこまでその人の真似をやりきれるか。

プレーヤーとしての成長は
ある意味その素直さに
あるのかもしれません。

これについて
凄く考えさせられた
エピソードがありますので、

あなたにもシェアしたいと思います。

・・

場所はフロリダ・タンパ。

僕がアメリカのスキルコーチと
ワークアウトをしていたときのこと。

そのスキルコーチ、
NBA選手を過去に何人も
輩出している超スゴ腕の方でした。

ドリルでは、
細かいハンドリングに始まり、
実戦的なドリブルムーブ、
最後のシュートフィニッシュに至るまで

色んなゲーム
シチュエーションを分解し、
パス・ドリブル・シュートスキルを
みっちりブラッシュしていきました。

その練習で
コーチが言ったのが

「バスケットが
上手くなりたいなら、
上手い人になりきることが大切だ!」

やはり
これはアメリカバスケットでも
同じのようだ。

「Yes!Sir!」

僕は上手い選手になりきって
ドリルを一生懸命こなしました。

1on1ムーブでは
コービー・ブライアントになりきり、

ハンドリングドリルでは
「ジェイソン・ウィリアムスのように!」

ジャンプシュートでは
「マイケル・ジョーダンに
なった気持ちで!」

次々と
イメージを働かせながら
僕はそのコーチに
引き上げられるように
トライしていきました。

アメリカにはたくさんの
スキルコーチがいますが、

これまでタッグを組んできた
どのコーチよりも相性が良い!

僕は自分のスキルが
研ぎ澄まされる実感を持ちながら
彼との時間に集中していました。

…と、

次の瞬間!

ここで予期せぬ
出来事が起こります。

…彼が急に怒り出したのです。

KAZ、お前はやる気があるのか!!

あまりにも予期していない
出来事です。

何を言われているのか
まったく理解ができませんでした。

「えっ、おれはいつだって
全力を出し切っているじゃないか・・」

自分はこれっぽっちも
手を抜いた記憶など
ありません。

ですが、、、

そのあとに続くコーチの言葉で、
僕の自負していたものは
剥がれます。

身体に電流が
走り抜けたような
気分でした。

コーチは一点の曇りもなく
僕の目を見てこう言ったのです・・。

なぜ!!お前はベロを出さないんだ!

これを
凄まじい迫力で言われました。

(なぜベロを出さないんだ??)

一瞬言われたことの
意味がよく分かりませんでした。

が、、

「マイケル・ジョーダンに
なりきるとはそういうことだ!」
お前はまだ自分を出し切っていない!

「Come Onーーー!」

・・・。

…そこまでを
意味していたのか(>_<)

ど真ん中でありながら
完全に盲点でした。

「おれはまだまだ全力を
出し切れていなかった・・・」

自分の意識の低さ、
突き詰める姿勢の甘さを
感じました。

「アメリカの基準は
ここまでなのか・・」

あのときの
衝撃はいまも忘れないですね。

・・

日本に帰って
この話を双子の兄貴にしたら・・

「いや、それただのネタやろ!(笑)」
と突っ込まれましたが、

いやいや!

本場の空気は
そういうのじゃないんだって・・

この感じは
誰に分かってもらえるのだろうか??

・・

「学ぶは真似ぶ」

この言葉を身に染みて
感じた体験でした。

やはり
学ぶ姿勢って大事ですよね!

僕のフロリダでの
衝撃的なエピソード。

あなたにとっても
参考になれば幸いです。

追伸:

そのカリスマコーチと行った
超濃密なドリルの数々を
以下動画レッスンの中で
徹底解説させて頂いております。

KAZ PERFECT SKIlL(ボールハンドリング編)

おそらくあなたが
見たことも聞いたこともないドリルです。
http://kaz-nakagawa.com/ballhandling

このドリルを
ゲームの臨場感でハードに行えば、
劇的にバスケットスキルが向上します!

僕はこの練習で
見える世界が変わりました。

日本人で史上唯一のABAオールスター
選手に選ばれることが出来たのです!
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「なぜ!!お前はベロを出さないんだ!」

これを思い出しながら
トライされてみてください。

必ず力がつきます!