はっきり言い合って、何が悪いんだ!

はっきり言い合って、何が悪いんだ!

こんにちは、中川和之です。

僕が指導している
IPU女子バスケ部では、

週に1回、
練習前に

チームとしての結束力アップ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

を目的とした、

「モチベーションの確認と
言いたいことを言い合うミーティング」

略して、

========
『モーティング』
========

を、実施しています。

「何それ?
必要なの??」

と思われたかもしれませんが、

ぼくは
自分のコーチングにおいて、

このモーティングを
かなり重要視しています。

いつも部員たちに、

「モーティングは
ときに練習よりも大事!
何時間かかってもいいから、
納得いくまで話し合うように。」

と、伝えているくらいです。

ちなみに、、、

こんな雰囲気でやってます↓↓
https://www.facebook.com/kazuinla/posts/783779002375950
(部員全員が遠慮なく意見し合ってます。)

職業上、
バスケ現場で

☑️選手同士が思いを口に出して言い合えない。

☑️リーダーシップを取る選手がいない><

☑️裏で愚痴や不満ばかり漏らしている・・・

☑️内部分裂や悪循環からチーム崩壊危機。。

…といった
辛いチーム事情を
耳にすることもあります。

これらの問題に
共通する原因は、

チーム内のコミュニケーション不足
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
だったりします。

以前のメルマガ↓↓
『コートで本気をぶつけてますか?』
http://kaz-nakagawa.com/discuss-on-the-court

でもお伝えしましたが、

まず、
理解しておくべきなのは、

団体競技バスケットにおいて
チームで掲げた目標を叶えていくには、

==============
チームメイトと日頃から
密なコミュニケーションを取り合い、
事あるごとに互いの思いを共有し、
全員が同じ方向を向いていること。
==================

がとても重要だということです。

……これとは逆に、

自分の考えを伝え合わず、

いつも誰かに不満を抱え、

選手同士がバラバラ
関係性もぐちゃぐちゃのチームだと、、、

どれだけ良いタレントが、
毎日何時間とキツい練習をしたとしても、

求める結果に
たどり着くのは難しいでしょう。

・・万が一、
あなたの周りに、

チーム批判や
仲間の陰口など、

ネガティブなことに
エネルギーや時間を
費やしている選手がいたら、

こう訊いてみてください。

「それずっとやってたら
目標が実現するの?」

と。

みんな決まって
「NO」と答えるはずなので。

本人自身も
ネガティブな行動が、

個人やチームの
成長のプラスとなるとは
思っていないんです。

ただ、
人という生き物はどうしても

「傷つきたくない」
「自分を守りたい」

という理由から
楽な選択をしがちです。

アメリカ時代、
コーチによく言われたこの言葉のように、

”How bad do you want it?”
「お前はどれだけクレイジーに
それ(ゴール)を欲しているのか?」

目標を実現したいなら
楽な選択に逃げちゃダメです。

チームメイトに
言うべきことを
言わなかったから負けた・・

そんな後悔するくらいなら
言えばいいのです!

厳しいことを言わず、
仲良しごっこだけで結果が出るほど
バスケの世界は甘くないですから。

色んな事情は
あるかもしれませんが、

チームの目標のために、
ぜひ自分たちの想いを
伝えあうようにしてみてください。

 

IPUでも
これまで幾度となく
”衝突”という必然のプロセスを経て
ここまで成長してきました。

もともと負けん気が強く、
勝つことへの執着心をもった
選手が多かったので、

「勝利のために必要ならやる!」

このシンプルな考えで、

実際の
モーティングでも
かなり活発に意見が飛び交っています。

正直、
バチバチの修羅場に
なることもあります。

だけど、

自分達のやるべきことを
しっかり共有してから終われるので、

確実に前に進めている実感があります。

失敗を指摘され落ち込んだり、
ときに矢おもてに立ち、
ツラい思いをする選手が出ることもありますが、

その選手は、

自分を想って
ツライ言葉を発してくれた
仲間に感謝し、

最終的には、
みんなもその選手に感謝します。

色々言い合ったとしても、
意見の否定であって、
人格の否定ではありません。

そもそも、
本気で何でも言い合える人間同士って
嫌い合うことは、ないんです。

ぼくの理想とする
コミュニケーションは、
小学生低学年レベルです。

自分もかつてそうでしたが、
子供たちって、

好きな言葉で
文句を言い合って、

怒って追いかけて
殴り殴られ泣いたと思ったら

数秒後に自力で解決し、
またすぐに遊びに戻れます。

自分の感情に
素直に生きてて

「最強だな〜」

といつも羨ましく思っています( ^∀^)

世の中、

下手に大人にならず、
いつまでも子供でいられたら
起こらない問題も多いかもですね。

あなたのチームでも
子供レベルは難しくとも

チームメイトと掲げた
目標達成のため、

ぜひ前向きで積極的な
コミュニケーションを
取ってみてくださいね(^ ^)

個人のエゴではなくチームのため
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

なら、

それは全然ありだと思います!

 

ちなみに
私が日々取り組んでいる練習や
秘密のミーティングなども、

こちらで公開していますので
是非チェックしてみてください。
http://kaz-nakagawa.com/kaz-basket-club

そんな感じで、

今日は長々と
語ってしまいましたが、

最後まで
読んでいただき
ありがとうございました!

またメールします(^ ^)

 

中川和之

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