本場アメリカで体感した●●の違い!
- 2017.10.12
- 公開メルマガ
こんにちは!
プロバスケットボールプレイヤー、中川です。
“Hands down, man down!”
本場アメリカのバスケ用語で
よく使われる言葉ですが、
あなたは聞いたことがあるでしょうか?
「手を下げると、人が倒れる」
=「手を下げると、やられる」
つまり、
===================
自分のマークマンがシュートを打つときに
手を下げてると決められちゃうよ!
===================
ってことを意味しています。
アメリカでは
選手やNBAの解説者、
アナウンサーなど、
誰でも言う決まり文句ですね。
言葉の由来はボクシングからで、
文字通りガードが下がっていると
KOされてしまうことからだと思われてますが、
僕がNY時代にチームメイトから
教えてもらったときは、
ちょっと違いました。
彼の説明では、、、
「Raise your hands!!
(両手を上げろ!!)
って警官から銃を向けられたときに
両手を上げなかったら射殺されるだろ?
そこから来たスラングだよ。」
と真面目な顔をして言ってましたw
ブルックリンの
スラム街育ちの彼らしい
表現でしたね。。。
そんなチームメイトたちを相手に
生き残りを賭けて
毎日競争していたあの時代は
僕のアメリカ挑戦のすべて!!
~~~~~~~~~~~~~~
と言っても過言ではないです。
・・
・
“Hands down, man down!”
実際にこの言葉をアメリカ挑戦時代に
何度言われたことか。
むこうのPGは尋常じゃないくらい
スピードやクイックネスがあって
1on1スキルもめちゃくちゃ高いです><
だから、
どうしても
ドライブに対応しようとして
瞬間的に手が下がってしまうので、
そうすると頭上から
ばんばんシュートを決められました。
とは言え、もちろん
こっちも生き残るのに
必死だったので、
ただやられ続けるわけにはいかず
ガツガツプレッシャーをかけたり
ファール気味で腕や体を削ったり
色々な方法で対抗してました。
しかし、、、
それでもスコアされてしまうと、
別のもっとキツい言葉を
浴びせられます。
それが、
===========
”You can’t guard me”
===========
という言葉です。
日本語にすると
「お前に俺は守れない」
死ぬ気でプレッシャーをかけてるのに
涼しい顔で”You can’t guard me”ですよ。
これ以上屈辱的な言葉はなかったですね。。。
正直、
NY時代にマッチアップした相手の中には、
「どうやって守んの?」
って思うくらい上手い選手が何人もいました…
でも、そんな選手を相手に
毎日のようにバチバチやり合えたことで
自分自身もかなりステップアップできました。
ぼくはなかったですが、
ヒートアップし過ぎた
チームメイト同士が
殴り合いの喧嘩なんてこともよくありました。
それでも当時のコーチは選手に、
『Compete(競争しろ!)!!』
と言い続けていました。
やはりレベルの高い
選手と競争することは、
上手くなるための
1番の近道なのかもしれません。
・・・あまり、
イメージが沸かない。。。
というあなたのために
実際にむこうの練習の
雰囲気がわかる動画を
見つけたのでご覧ください^^
これはプロではなく
全米の高校選抜の練習ですが、
公式の場であってもこんな事態が
平気で起こっちゃうのがアメリカなんです。
コーチも止めるどころか
若干煽ってますからね^^
こんなアメリカ時代のエピソードを
最近はクリニックでもよく伝えています!
日本代表が世界で
勝てるようになるには、
アンダーカテゴリーからの
意識改革が必要不可欠ですからね。
日本とアメリカの二つの国で
プロバスケット生活をしてきた
僕の立場から、
生身の体験談や
具体的スキルや
活きたノウハウを
これからの世代に発信して
いきたいと思います。
ちなみに、、、
その第1弾が
以下動画レッスンとなります↓↓
KAZ PERFECT SKILL(ボールハンドリング編)
※日米13年のキャリアで培ったスキル動画
当時の経験にプラス、
NBAの伝説のハンドラー、
ジェイソンウィリアムスや、
現地の敏腕スキルコーチから
教わったドリルも細かくご紹介しています!
ぜひ、あなたの
スキルアップにお役立てください。^^
http://kaz-nakagawa.com/ballhandling
それでは、今日もここまお読み頂き、
ありがとうございました。
またメールさせて頂きますね!